YUiMA

愛知県豊橋市西小鷹野にある美容院
トータルビューティーサロン

振袖レンタルユイマ


-だらり-
-だらり帯-
-だらり帯結び-

まず初めに、帯には、袋帯、名古屋帯、織帯、刺繍、染め帯(友禅染)、夏帯(呂や紗)、着用場面や季節ごとに応じたさまざまな帯の種類があります。
今回は、その中でも"だらり"とは、一体なんなのかを簡単に説明致します。

簡単解説
◎一言で簡単にいうと舞妓さんのしてる帯と帯結びです。

本来、だらり帯は舞妓さんだけが結ぶ通常の袋帯より1.5倍の長さのある6m以上の長い丸帯を背中に2枚羽が生えたように帯をふくらはぎぐらいの位置まで垂らして結ぶのが本来の"だらり結び"です。

舞妓さんのお衣裳自体が使用する道具に独特な要素がありますが、その中でも象徴的なのが"だらり帯"です。
またその帯を結んで両端を後ろに長く垂らす"だらり"帯結びは舞妓さんの象徴とも言えます。

だらり帯の始まりは、江戸時代中期頃、元々歌舞伎役者が丸帯を"だらり結び"にして舞台に立ち、踊りを舞うのに帯が綺麗に見える、舞台映えするようにということで採用された長尺の帯であり、その後、京都や大阪で流行し、それが舞妓さんの衣裳として今も定着して残っているとされています。
丸帯を通常よりも長く織り、更に長く垂らして帯を結ぶ"だらり結び"をすることで小柄な舞妓さんでも背が高くスラッと見えるようにということで、スタイルを良く見せる為にこの方法が使われてきたと言われてます。
また帯のタレの部分に舞妓さんがどこ置屋(屋形、お茶屋)さんに所属するのか一目で分かるように織りや刺繍で家紋を入れてあります。
だらり帯を作るのには、帯が長い分だけ非常に手間が掛かり労力とその制作時による緊張感は、並々ならぬ作業であり、現在は職人さんの高齢化が進み、だらり帯を織れる職人さん自体が僅かとなり、大変減ってきているとお聞きしました。
お座敷や舞台衣装で使われる絢爛豪華な意匠を表裏に施された美しい帯は、遠目でも色や柄がはっきりと見えるように色柄が選ばれてます。
また分厚く重い"だらり帯"を結ぶには、、相当な力が必要になる為、男衆と呼ばれる男性が着付けをします。

◎"だらり"を知らない方も多く「それ、その帯の結び方って、成人式に大丈夫?」とか「それ本当はどうなの?」とよくご質問いただきますが、色々な振袖用帯結びとして"帯結び本"にも掲載されていますので大丈夫です。
帯を憧れの舞妓さんのように結んでみたい!
他と被りたく無いからと思う、変わり帯結びが良い方におすすめです。
※トイレは通常帯より少し大変ですがYUiMAで着付ける方には、しっかり方法を説明させていただきますので安心してください。
また同じ美容師同士で共有しますので、分からない方は、LINE又は、お電話ください。

当店は、2024年度〜この"だらり帯結び"をお客様にご提案して採用しております。
YUiMAのTikTokでどんな感じなのか見ていただけます。

YUiMAが提案する成人式着付"だらり結び"は、並尺又は長尺の振袖用袋帯を用いて"だらり結び風"にアレンジした技法を指しています。
個性を活かす新時代、多様化の進む昨今、人と違う帯結びをしたい方も非常に増えてきました。
2025年度も、ご希望がありましたら、帯をだらり風に結ばせていただきます。
帯のお柄が表裏にあると素敵ですよ。

YouTubeで色々な帯結びの見本をアップロードして行きますので、参考にしてください。
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